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"PTSD"に関する専門書2:【"PTSD"に関する障害の大系2】
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PTSD治療ガイドライン―エビデンスに基づいた治療戦略
エドナ・B. フォア, マシュー・J. フリードマン, テレンス・M. キーン, Edna B. Foa, Matthew J. Friedman, Terence M. Keane, 飛鳥井 望, 石井 朝子, 西園 文
日本トラウマティック・ストレス学会では本書の諸説がよく取り上げられる。本書には、国際トラウマティック・ストレス学会の「PTSD治療ガイドライン特別作業班」により作成された治療ガイドラインを収録されている。本書は良書なのだが、薬物療法でSSRIを大々的に推薦してあるところが引っかかる。SSRIにも副作用があり、重度の障害であっても脊髄疾患者や性機能障害を持つ場合には投与は避けるべき事項にあるからだ。
Treating PTSD in Battered Women: A Step-by-step Manual for Therapists & Counselors
Edward S., Ph.D. Kubany, Tyler C. Ralston
本サイトの検察によれば、洋書では、"C-PTSD"を扱った文献は本書だけらしい。C-PTSDとはどんなものかと言えば、平たく言えば、フラッシュバック因子によって障害を起こすことに対してPTSD因子を形成しフラッシュバック因子となる。そんな複雑な構造だから複雑性PTSDといわれる。当事者の場合、重度に酷くなれば障害を起こすことに対してPTSD因子が形成されるものとなるため、結構苦しいものとなる。
認知療法実践ガイド基礎から応用まで―ジュディス・ベックの認知療法テキスト
ジュディス・S. ベック, Judith S. Beck, 伊藤 絵美, 神村 栄一, 藤沢 大介
実のところ、自分は独学で自然科学や医学を学びながら、認知学や行動科学、行動認知科学から認知発達学などの過程を経て、やっと認知行動療法にたどり着いている。それはまだその学問がなかった30年以上も前からの話で、まずは芝居から実践にて生理学や心理過程を学んだ。次に先に挙げたように学び続けてきたから、時間が同時進行だった。これが出てきたときにはノウハウの獲得が出てきていた…。今から学ぶ人はこれ一冊で十分
解離性障害―多重人格の理解と治療
岡野 憲一郎
DIDの治療法では、解離した自我を殺傷する方法があるらしい。自身は被虐待児に至ったが故に、フラッシュバックすれば解離が生じたと同時に自我を殺傷する傾向にある。つまり、治療法と同法をたまたまとっていたので、DIDだけでなく解離性障害に見られるような障害というものはない。しかし、脳や神経系において生理的な影響は大なり小なり出てくる。心理上では実に静かであるが、躁鬱に至る場合もある。
解離性障害―「うしろに誰かいる」の精神病理 (ちくま新書)
柴山 雅俊
解離性障害においては、専門家でも誤解があるものの1つとされる。解離現象は、ASDや、PTSDやC-PTSD トラウマ等にフラッシュバックしたときに至る現象となる。解離があっても、障害がある場合と障害がない場合がある。自身の場合はどういうわけか、一時的なものだけで障害が残らない。しかし、解離してきた分は蓄積しており、セラピー系を一切必要としない、完全自立型となっている。尚、解離は社会性崩壊もある。
マインドフルネス&アクセプタンス―認知行動療法の新次元
S.C. ヘイズ, M.M. リネハン, V.M. フォレット, Steven C. Hayes, Marsha M. Linehan, Victoria M. Follette, 武藤 崇, 杉浦 義典, 伊藤 義徳
商品内容が曖昧だったんで東大で調べた。三世代認知行動療法というのは技法の三世代の事をさす。第一世代として、レスポンデント条件付けに「エクスポージャ法による消去」などや、オペラント条件付けに「報酬学習・回避学習による行動形成」など。第二世代として、認知的変数の設定 に「認知再構成法」などの技法があるが、現実的には、第一世代の多くの技法を使用。第三世代には、「認知的ディフュージョン」と「行動活性化」。
アクセプタンス&コミットメント・セラピーの文脈―臨床行動分析におけるマインドフルな展開
武藤 崇
第三世代の技法については、自然科学の理屈上でロジックが繋がっていない為、実現は不可能。それが仮想域の思想上のものであって物理に根ざしたものではない。それが進化と言えるものか疑問に思える。東洋思想や仏教を引用するなら直接、実践仏道の作法の流れで禅の技法を獲得した方がよい。尤もその道は清貧で自我の清浄の行で得られる至福であり、第一世代に該当する。このため、第三世代と平衡した第一世代の方法を必要とする。
ボーダーラインの心の病理―自己不確実に悩む人々
町沢 静夫
"C-PTSD"を持たずに健全に育った人でも、パートナーが内在しているBPDが持つ矛盾や不確実性や引き起こす障害から、重度の"C-PTSD"に至った人もいる。自分が気がついて指摘するまで、友人は30年以上もパートナーが引き起こす障害や言動がまったくわからないまま、C-PTSDに至り、苦しみ続けていた。このケースで理解できずに、苦しんでいるケースは案外多いのではないかと考えている。
自傷行為とつらい感情に悩む人のために―ボーダーラインパーソナリティ障害(BPD)のためのセルフヘルプ・マニュアル
ロレーヌ ベル, Lorraine Bell, 井沢 功一朗, 松岡 律
<8>の原因は、幼児期までの認知発達のエラーで生じるもので、脳・神経系のエラーとなる。それを引き起こす原因はフラッシュバックからの愛着障害だと見ている。自傷行為はBPDだけでなくC-PTSDにも発生するが、BPDの場合はアイデンティティの欠如で時には快楽性を示すことがあるのに対し、C-PTSDの場合はアイデンティティを保持しており自己防衛本能から恨み辛みで自己殺傷するため極めてサディストである。
境界性パーソナリティ障害の精神療法―日本版治療ガイドラインを目指して
成田 善弘
<8><9>の問題を抱えているC-PTSD当事者である場合、本書は実践的な良書のテキストとしてお奨め出来る。本書では、2006年時点の最新の心理社会学療法の成果も取り入れた総合的なアプローチが紹介されている。生じる困難な状況への対応、言葉を使った心理面接のこつが詳述されている。但し、C-PTSDが重度に至っている場合、環境の条件値によって障害が出る事も考えられ、自身の友人の場合は離婚で解決に至る。
境界性人格障害(BPD)のすべて
ジェロルド・J. クライスマン, ハル ストラウス, Jerold Jay Kreisman, Hal Straus, 白川 貴子
<8>〜<10>に示した問題を抱えているC-PTSD当事者である場合、フラッシュバック因子がBPDが引き起こす障害に関連するものであるため、障害が発生し易い時には、この問題を直接的に見るのは困難かと考えられる。しかし、内省上でその内面を見つめていく過程の中で、「歩くパラドックス」について常に疑問が発生するかと思う。そんな時に、何故それに至るのかを説明しているのが本書となる。疑問の答えがそこにある
トラウマティック・ストレス―PTSDおよびトラウマ反応の臨床と研究のすべて
ベセル・A. ヴァン・デア・コルク, ラース ウェイゼス, アレキサンダー・C. マクファーレン, Bessel A. Van der Kolk, Lars Weisaeth, Alexander C. McFarlane, 西沢 哲
本書は有識者には有用なデータとなるだろう。自分のような各ジャンルの学問を総舐めしてきた者にとっては、書き示されたその大系は凄まじいものに映る。正直に言って、自分のような重度のC-PTSDを持つ場合、容易に改善しないことがよくわかる。現在、本書を元に、解剖学や自然科学系の試みより統計試算を行っている最中である。
不安障害の認知行動療法〈3〉強迫性障害とPTSD
ギャビン アンドリュース, ロッコ クリーノ, リサ ランプ, マーク クリーマー, キャロライン ハント, Gavin Andrews, Rocco Crino, Lisa Lampe, Mark Creamer, Caroline Hunt, 古川 壽亮
重度のC-PTSDの場合、これを改善するには、まず、フラッシュバックが引き起こさないような環境内で認知行動療法を行う必要がある。仮に適度な環境が可能で安定性が築ける場合、問題は引き起こされ難くなるが、今度は不安障害といった形で出てくる。それは、<12>の第8章「記憶する身体」の記述にある精神生物学的な問題が出てくるからであり、それまで内在していた年月や質量分の蓄積されてきた各障害問題が顕になる。
PTSD―ポスト・トラウマティック・カウンセリング (21世紀カウンセリング叢書)
久留 一郎
様々な療法があるが、人体の構造は複雑な構成で成り立っていることから、治療法はまだ確立していないと見たほうがよい。解決を難しくしているのは、原則として、その生活環境において適度な環境が可能で安定性が築けているかにある。仮に構築に成功しても<13>に示した問題が出てくる。厳密には、経験によって脳と神経系で相互に関連付けて、各組織では類似するもの同士が連結して記憶されながら蓄積されていくことになるからだ
認知療法実践ガイド 困難事例編 続ジュディス・ベックの認知療法テキスト
ジュディス・S. ベック, Judith S. Beck, 伊藤 絵美, 佐藤 美奈子
仮に、環境において適度な環境が可能で安定性が構築できたとし、認知行動療法の過程で神経系の障害を解除したとしても、脳内に蓄積されている危険性の確立データが出てくる。即ち<13>のような問題が出てくることもある。だから、浮き出たものから対処を行うことになるが、そう容易に改善するものでもない。それも、積み重ねてきた年月分の障害がある。唯、困難なことに、蓄積状態次第となるから、これが改善を難しくしている。
リラクセーション法の理論と実際―ヘルスケア・ワーカーのための行動療法入門
五十嵐 透子
リラクセーション法というのは一般的にはとても有効。しかし、重度に至っているC-PTSD因子には効かない。何故なら<12>の第8章「記憶する身体」の記述にある精神生物学的な問題の方が力学的には強いからであり、条件に対して条件反射的に引き出される。自律神経系において解除できたとしても、脳のアドレナリン系のアラームシステムBISが働く。本方法は神経系を緩和する法で<13>〜<15>とは別の方法のもの。
リラクセーション反応
ハーバート・ベンソン, ミリアム・Z.クリッパー
当反応は<16>のリラクセーション法の他、芝居の演技技法、実践仏道の作法による技法などで得られる物理現象で、この現象を引き起こすには数通りの方法がある。本技法での注意点は、<13>〜<15>に示した過程中に1つでも"不備"や"問題に関連する因子"があった場合、人体は個体を守るためにシステムが組まれているため情報伝達系のシステムを駆使して警報を鳴らすに至る。無視至れば因子に関連付けられ拒絶能力が悪化
セックスレスの精神医学 (ちくま新書)
阿部 輝夫
治らないものの一例として、自身においては、性機能障害の診断分類でいえば、すべての分類に当てはまる複雑系で、精神的打撃による心因性由来の重度の性機能障害を持っており、しかも獲得型(その性機能不全が、あるときを契機に現れた)、全般型(その性機能不全が、ある特定の刺激・状況またはパートナーに限られていない)、心因型(心理的要因による性機能不全)と極めて重症。本書の博士がいうとおり改善は非常に困難。
躁うつ病はここまでわかった
加藤 忠史, 不安抑うつ臨床研究会
<18>に引っかかると、「死にたい」「消えたい」「セックスがない世界に行きたい」と包丁を目の前にすることがある。感知させようとも思えずまず消えたい方が先になる。だからセックスレスで保っている。全ての原因はC-PTSDで家族からの性虐待は全くないが、周囲の異性に健全な者が居なかったため重度の不信に懐疑が元からある。この世の中だから治したくもない。勿論、生存危機に値するC-PTSDに至る因子も内在。
解離―若年期における病理と治療
フランク・W. パトナム, Frank W. Putnam, 中井 久夫
PTSDには必ず解離現象が付きまとう。但し解離が引き起こされたからといって障害になるとは限らない。個人の性質が「現実をありのまま受け留め実証主義によって清貧で自我清浄を行うパターン」であるなら、生体機能は極めて正常に働き、環境変動に対する対応において全く誤差が出ていない。「偽りの記憶」や解離現象から引き起こす様々な障害は一切引き起こらないが、生理障害は出る。即ち、解離は生存機能の一種だと考える。
解離性障害 (新現代精神医学文庫)
西村 良二
現在、本書と<12>を照らし合わせてリサーチ中。内容は<12>の詳細の方が詳しい。本書には<12>に書かれていないものがある。本書においても精神病理学的な研究と生物学的な研究の連携の必要性が述べられている。私的には複雑系科学に工学的な見解で考察している。解離は基本的には「良くうまく出来たシステム」だと思う。人体を機械に置き換えれば、それらの基本機能が頷ける。
ブッダの人と思想 (NHKブックス)
中村 元, 田辺 祥二
<20>の書に記述されている解離性障害のデータに目を通していると、本書と一致する記述があるので取り上げる。本来の解離システムは、そのもの自体は本体の生体を維持するために守るような形となるが、バーストすると崩壊する。自我の質量が大きいと更に解離性障害を引き起こす。その障害を引き起こしているものが、利己的な「自我」に当たる煩悩や執着などが物理を歪ませて障害を引き起こしていることがわかる。
事例に学ぶ心理学者のための研究倫理
安藤 寿康, 安藤 典明
"C-PTSD"や"DID"などで問題として取り上げられるのが「偽りの記憶」であり、「蘇った記憶」との対比で米国医師会では議論されてきた。1980年代から「蘇って記憶」に基づく患者の告発により米国では法廷論争が繰り広げられているが、逆に患者に告訴された家族が「偽りの記憶」を植え付けたと治療者を告訴して勝訴することも起きている。他にも臨床家が関係した犯罪が原因で暴力的な犯罪行為を認めさせる問題等ある
臨床心理学の倫理をまなぶ
金沢 吉展
このようにして物理に対して1つ1つ拾い上げて組み立てていっているが、自分がなぜこのような物理を組み立てる手段をとっているのかといえば、30年以上も前からこの世界を見てきたからで、その当事の精神病理の判断基準や概念は曖昧すぎて酷いものだった。だから、その当事から自然科学や基礎科学から組み立てていったが、現在もその手法で対応のノウハウも築いている。リスク計算も込みで物理で組み立てているので被害は少ない
援助専門家のための倫理問題ワークブック
ジェラルド コウリー, パトリック キャラナン, マリアンネ・シュナイダー コウリー, Gerald Corey, Patrick Callanan, Marianne Schneider Corey, 村本 詔司, 浦谷 計子, 殿村 直子
リサーチしてみるところに依れば、一般的認識上では、精神臨床医療について、希望を掛けすぎている感じがしてならない。そのモデルの理論構造を見れば漠然としたものが多く、実質は、謳われるほどの効力はない。逆に質の悪い専門家に当たれば、更に障害を悪化させたり大きなリスクを背負うこともある。<13>〜<17>にあったような問題もある。個人で行う場合にも本書のような倫理のノウハウを持つことは必須となる。

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