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世論と闘う経済学者
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世界を不幸にしたグローバリズムの正体
ジョセフ・E. スティグリッツ, Joseph E. Stiglitz, 鈴木 主税
世銀チーフ・エコノミスト兼上級副総裁、ノーベル賞受賞と輝かしい遍歴のスティグリッツ先生。IMF・IBRDの体制があまり貧困の是正には役立ってないという状況を鋭く当事者の目から指摘してくれます。
世界に格差をバラ撒いたグローバリズムを正す
ジョセフ・E. スティグリッツ, Joseph E. Stiglitz, 楡井 浩一
↑の次に、グローバリズムのあり方を考えてみたくなったら読みたい本。
人間が幸福になる経済とは何か
ジョセフ・E・スティグリッツ, 鈴木 主税
90年代のアメリカ政策が抱えていた問題をバッサリ。クルーグマンの本(違うリストで紹介)とあわせて読みたい。
グローバリゼーションを擁護する
ジャグディシュ・バグワティ, 鈴木 主税, 桃井 緑美子
反グローバリズムな左翼的発想のおかしい点を指摘してくれます。国際経済学者はこうでないとね。
経済学の使い方―実証的日本経済論入門
三輪 芳朗, J.マーク ラムザイヤー, J.Mark Ramseyer
理論の無い実証は意味が無い、実証できない理論は意味が無いと口を酸っぱくして語るM先生。学者の言うことで「ホントかな?」と思ったら指摘することを教えてくれます。
日本経済論の誤解―「系列」の呪縛からの解放
三輪 芳朗, J.マーク ラムザイヤー, J.Mark Ramseyer
新聞でよく見る「系列」、この本を読んだあとは疑わしく思えたり。ただし実証的な本なのでデータが大量に出てきて読みにくいかもしれない。
産業政策論の誤解―高度成長の真実
三輪 芳朗, J.マーク ラムザイヤー, J.Mark Ramseyer
↑の姉妹編。通産省の政策はホントに有効だったのかしら。やはり大量のデータに圧倒されました(´・ω・`)
貿易黒字・赤字の経済学―日米摩擦の愚かさ
小宮 隆太郎
↑の師匠だけあって、やはり口が悪いw貿易論争がバカげているのは学者たちには自明、というか学部生にも自明なのにと苛立つ小宮先生が見えるようです。ただしクルーグマンの同種の本のほうが読みやすいし入手しやすいかも。
経済学で現代社会を読む
ロジャー・レロイ ミラー, ダグラス・C. ノース, ダニエル・K. ベンジャミン, Roger LeRoy Miller, Douglass C. North, Daniel K. Benjamin, 赤羽 隆夫
問題編と解答編に分かれている。頭を使って読まないといけないから少し疲れるけど、経済学的思考を身につけるにはちょうど良い本だと思います。
バロー教授の経済学でここまでできる!
ロバート・J. バロー, Robert J. Barro, 中村 康治
有名な国債に関しての論文があるバロー先生、右派的な思考であることを最初に明言してから書き始めるのがステキ。
経済学の正しい使用法―政府は経済に手を出すな
ロバート・J. バロー, Robert J. Barro, 仁平 和夫
バロー続きで。政府の介入がいかに間違ってるかをしつこく説きます。日本にもこういうコラムあったらいいのになぁ。
スティグリッツ教授の経済教室―グローバル経済のトピックスを読み解く
ジョセフ・E・スティグリッツ, 藪下 史郎, 藤井 清美
中国脅威論、中央銀行の役割、ブッシュの経済失政、環境への処方、経済格差是正など今の世界が直面する問題を浮き彫りにしてくれます。学者は世界が求める解に敏感であるべきなんでしょうね。
「小さな政府」の落とし穴―痛みなき財政再建路線は危険だ
井堀 利宏
2007年現在、衆院選を控えてどこの政党も増税への対応は見られません。でもそれでいいのか?これを読んだら減税などと言っていられなくなるでしょう。他国の福祉制度がどうなっているか比較したり、日本の財政の現状を知りたい人はぜひ。
The Conscience of a Liberal
Paul Krugman
クルーグマン新刊。リベラルの立場から現政権を批判しています。相変わらず口が悪いw
Luxury Fever: Money and Happiness in an Era of Excess
Robert H. Frank
ヴェブレンもconspicuous consumptionを馬鹿にしていましたが、著者もまた鋭く批判しています。他人との差を見せ付けるための製品なんて社会的に損失だという学者の姿は、セレブがもてはやされる世の中では顰蹙を買うんでしょうねえ…w
The Economic Naturalist: In Search of Explanations for Everyday Enigmas
Robert H. Frank
普通に考えるのと、経済学的に一貫した考え方をするのとだとかなり異なった結論が出てきます。陥穽にはまらないのは両方のことができる人なんでしょうね。著者はその一人ですね。
経済史の教訓―危機克服のカギは歴史の中にあり
岡崎 哲二
経済史を通して未来を占う。日本のバブルを他山の石としなかったアメリカはサブプライムで苦しんでいるわけですが、歴史から学べることって結構あるように思えてきます。金融・金融政策・経営の問題は現在もなお残るものがあり、必読。
More Sex Is Safer Sex: The Unconventional Wisdom of Economics
Steven E. Landsburg
この人いつも刺激的なこと言いますねー。マンキュー曰く、レヴィットは実証寄り、ランズバーグは理論寄りだから後者の本のほうが売れないだろうと。確かにそうですが面白いのは折り紙つきです。
Discover Your Inner Economist: Use Incentives to Fall in Love, Survive Your Next Meeting, and Motivate Your Dentist
Tyler Cowen
著名経済論壇Marginal Revolutionの書き手の一人、Tyler Cowen著。インセンティブ、希少性、シグナリング、限定合理性と自己欺瞞、所得格差などを扱っていますが経済書にありがちな理論の押し付けはしません。むしろそういうスタイルを鼻で笑います。
1997年――世界を変えた金融危機 (朝日新書 74) (朝日新書)
竹森 俊平
こちらも歴史に学ぼう系。ナイトの不確実性をテーマに、現在がそういう時代だっていうことを説きます。むー、納得?
Stick to Drawing Comics, Monkey Brain!
Scott Adams
まぁ経済学者ではないんですが、Scott Adamsのブログをまとめたものです。いろいろな知恵が詰まっています。
その数学が戦略を決める
イアン・エアーズ, 山形 浩生
驚異の大量データマイニング。直感に頼るよりは、統計的に蓋然性の高い予測のほうにしたがったほうがよいという例がこれでもかというほど挙がっています。実証主義ココに極まれりwどういうようにしたら商品が売れるのかとか知りたいビジネスマンは必見だし、オモシロイネタを探し回る実証研究屋も読んだら楽しめそう。
最強の経済学者ミルトン・フリードマン
ラニー・エーベンシュタイン, 大野 一
ケインズ・サミュエルソンと対決していたフリードマン。マネタリズムの総裁として君臨していた彼の生き様が書かれています。
The General Theory of Employment, Interest And Money
John Maynard Keynes, Paul Krugman
クルーグマンの序文で蘇る一般理論。曰く、彼ほど誤解されている学者はおらず、新しい理論を構築しようという努力を追いながら苦労して読み進めるべきだという。翻訳者の山形氏のHPに序文の完訳があるので、それを見て惹かれたら買ってもいいのでは。出版から70年を経てなお現代に生きる、数少ない真の良書。理解できるのはいつになることやら(´・ω・)
The Dismal Science: How Thinking Like an Economist Undermines Community
Stephen A. Marglin
「陰鬱な科学」、経済学はそう呼ばれたこともあったけどそんなことないんだよってメッセージがこめられています。

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